河川レポート

■ 佐保川 ■




世界遺産の奈良市春日奥山を源流に、奈良市から大和郡山市を流れ、
途中で秋篠川や岩井川などと合流しながら、大和郡山市・川西町・安堵町の
境界付近で大和川に合流しています。

「佐保川 水辺の楽校」や立派な桜並木があり、憩いの場になっているこの川は、
昔から多くの人々に親しまれ、また重要な役割を果たしてきました。

約1300年前、平城京に都が移され、前の都だった藤原京(現在の橿原市)から
いろんな建築資材を運ぶ際、初瀬川を下り佐保川を舟でさかのぼって運んだ記録が
残っています。

またその時代につくられた日本最初の歌集「万葉集」にも、
佐保川を詠んだ歌が多く残されており、古より人々に親しまれてきたことがよくわかります。
佐保川小学校の横に設けられた万葉歌碑

※↑写真をクリックすると拡大表示されます

「佐保川の 清き川原に鳴く千鳥 かわづと二つ 忘れかねつも」
                      /万葉集 詠み人知らず
(佐保川の清い河原で鳴いている千鳥、
               そしてかわづ(かえる)の二つは忘れられないことだ)


そのようななか、「水辺の遊歩道佐保川コース」として奈良県河川課により案内サインの設置が行われています。
万葉歌碑の横には、佐保川を詠んだ歌を紹介する案内サインが設置されています。


※↑写真をクリックすると拡大表示されます
               詳しくはこちらをご覧下さい。 万葉歌碑散策マップ                                 
また、水辺の遊歩道ルートマップも設置されました。

※↑クリックすると水辺の遊歩道ルートマップが拡大表示されます

また図書情報館前に平城京条坊図のサインを建てました。
平城京の時代を感じてもらうため、今いる位置を、平城京の条坊の中に表しました。



※↑クリックすると拡大します。
条坊図については、歴史学者として有名な奈良県立図書情報館の
千田 稔館長にご指導を賜りました。


この奈良県立図書情報館沿いの佐保川では、平成22年11月3日に
『川の彩り花づつみ事業』として、地域の皆さまと一緒に花の植栽が行われました。
                                                    川の彩り花づつみ事業 佐保川

 







一度、佐保川沿いの散策と一緒に、古の人々の想いにふれてみてはいかがでしょう・・・。



 

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